PREVENTIVE お口のコラム

歯がグラグラしていて噛むと痛い、抜けてしまいそう、噛めなくて食事ができないなどといった症状はありますか・・？
これは重度の症状で、かなり悪い状態です。

 

代表的な二つの例

上の二つの例はかなり進行している状態です。早めの治療をお勧めします。

 

治療方法

歯周病

1. 細菌の住処になっている歯石の除去
2. 歯磨き指導
3. 動揺歯（動いている歯の固定）
4. 会わない詰め物・被せ物のやりかえ

※歯周病の改善が見られない場合は外科的な処置が必要です。

 

根尖性歯周炎

1. 歯の根っこの治療が必要です。

 

咬合性外傷

1. 食いしばりについての指導を行います。
2. 歯ぎしり、食いしばりから歯を守るため、寝ているときにマウスピースを使います。
3. 食いしばり改善のための運動指導。

 

外傷

1. レントゲンをとり、1 ヶ月程、隣の丈夫な歯と固定します。

※欠けている範囲が大きい場合や、衝撃がひどい場合は神経が死んでいることもあります。ゆれていたり、欠けている歯をそのままにしないようにしましょう。

 

被せ物がとれかかっている

1. 歯の状態を確かめて適切な処置を行います。

※かぶせ物が入っている歯がグラグラしている場合は、かぶせ物がとれかかっている可能性があります。歯が割れたり、むし歯になる可能性があります。

 

まとめ

動いている歯をそのままにしておくと痛みがでたり、腫れたり、場合によっては抜かないといけないことがあります。

動いている歯があるとご自分で気づくということはかなり進行していますので、早めの治療をお勧めします。