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予防歯科矯正歯科
歯にもストレスがかかっているって知っていますか?
まずは、次のような経験や症状がないかご自分でチェックしてみてください。
- 頬の内側に白い線がある
- 舌の横や先にギザギザの跡が付いている
- 何処かわからないがたまに歯が痛み、放っておくと治っているといった経験がある
- 冷たいものを食べた時や歯磨きの時などにしみる歯がある
- 歯医者での治療の時に口を開けておくのがきつい
- 朝起きるとあごがだるいときがある
- 歯が欠けたり、詰め物が外れたりした経験がある
- 前歯の先が溝状にへこんでいる
- 自分では強く磨いていないのに、歯医者で力の入れすぎと注意をされたことがある
- しっかり歯磨きもして定期的に歯医者に通っていたのに歯槽膿漏がひどくなっていく
- 歯茎が盛り上がっているところがあり、触ると固い
- あくびがよくでる
上記の症状のうち一つでもあてはまることがあれば、歯ぎしりやくいしばりといった癖がある可能性があります。
歯ぎしりやくいしばりによって歯にかかる負担
歯ぎしりやくいしばりというと寝ている間にしているものだと考えがちですが、最近の研究で、夜だけでなく昼間にもしているものだとわかってきました。
歯ぎしりやくいしばりによる歯への負担は、だいたい60~70kg以上だといわれ、体重と同じかそれ以上の力がかかっているとされています。そのような力で、連日連夜ギリギリと揺らされれば健康な歯でも耐えることができません。歯が欠けたり、割れたり、グラグラと抜けてきたりしてしまいます。このような力によって歯が駄目になり、咬み合わせが崩れると、肩こりや片頭痛、顎関節症などを引き起こす原因にもなるのです。
歯にかかる負担も歯を失う原因に!
歯を喪失する大きな原因は、皆さんご存じの虫歯や歯周病(歯槽膿漏)ですが、実は、経年的に歯にかかる過剰な負担こそが歯がなくなる最大の原因となっていくのです。
現代のストレス社会の中、歯ぎしりやくいしばりは、頻度と程度に差こそあれ、誰もがしていると思っていいでしょう。これを期に、皆さんが歯にかかるストレスに気付き、いつまでもご自分の歯でおいしくご飯が食べられる環境作りのお役にたてれば幸いです。
ご不明な点や気になる点がございましたら、お気軽にスタッフに相談してください。