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予防歯科
誤嚥防止でおいしい食事を
最近、飲み物や食べ物を食べたり飲んだりすると、むせることはありませんか?
普通、飲み込むときは空気の通り道である気管に筋肉で蓋をして食道へ送り込むのですが、その筋肉が低下すると飲み込んだものが気管に入りそうになり、むせを起こして誤嚥を回避します。
むせを起こさないためには
① おしゃべりやカラオケなど、口やのどの筋肉を動かす
② 姿勢を正して食事をする
③ バランスの良い食事を心がける
④ お口の渇きに注意する
お口の渇きに関しては、唾液腺が委縮し唾液量が減ったり、服用薬剤によっては唾液の分泌を下げることがあるので、唾液腺マッサージや服用薬剤の確認をしてなるべく乾燥しないように注意しましょう。
防止策は?
誤嚥(ごえん)防止のためには、飲み物や食べ物を摂取する際に気を付けるポイントがあります。普段の生活の中で、むせることが増えたり、飲み込む際に苦労することがある場合は、以下のポイントを意識してみてください。
① 口や喉の筋肉を動かす練習をする
おしゃべりやカラオケなど、口やのどの筋肉を動かす活動を積極的に行うことで、飲み込む際の筋肉を鍛えることができます。これにより、飲み込み時の筋肉の働きが改善され、誤嚥を防ぐことができます。
② 正しい姿勢で食事をする
食事をする際は、姿勢を正しく保つことが重要です。背筋を伸ばし、顎をしっかりと上げて食事をすることで、食べ物が正しい経路を通って食道に送られるため、誤嚥のリスクを低減することができます。
③ バランスの良い食事を心がける
栄養バランスの良い食事を心がけることも、誤嚥を防ぐために重要です。特に、柔らかい食材や水分を適切に摂取することで、飲み込みやすくなります。食事の際には、噛む回数を増やしたり、ゆっくりと時間をかけて食べることも大切です。