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CARIES お口のコラム

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虫歯

歯科治療中のお食事について

現在の歯科治療はその内容が高度化、複雑化しています。

そのため、以前に比べて治療期間が長くなってきています。

そこで気になるのがその間の食事です。

今回は歯科治療中の食事について特集します。

治療中は強く噛まないでほしい期間があります

“よく噛めば噛むほど、からだや脳によい効果がある”のは歯やお口が健康なときに限ったお話です。よく噛んで食べるのは本来とても大切なことですが、治療中の歯に関しては、治療の邪魔をしてしまうことが多々あります。

例えば、治療の傷が治りきる前に早くから噛んで食事をしたことでふさがりかけていた傷口が開いてしまったり、仮歯が割れてしまったり、まだ慣れていない入れ歯で歯ぐきを痛めてしまったり…。

結果的に治療が遅れたり、中断を余儀なくされることがあります。

歯科治療中にオススメの食べ物♪

 

治療の歯やお口にやさしい食事を心がけよう

仮歯が入っている

クラウンやブリッジの仮歯は、治療途中の歯につけられ必要に応じて外して治療しやすいように仮歯用の弱い接着剤が使われています。さらに成形したり、削って調節しやすいようにやわらかいレジン(プラスチック)でできています。そのため、仮歯に強い力がかかると、取れたり割れたりしやすいので要注意!

スルメやフランスパンのような硬いものや歯にくっつく食べ物は仮歯が取れる原因になります!

外科手術を受けてしみる&腫れている

外科手術を受けた後、1週間ほどは噛む力で傷が開きやすい時です。力を加えると傷の回復も遅くなりがちです。手術がお口の片側だけなら、反対側の歯だけで食べられるような料理をそっと噛んで食べましょう。手術範囲が広い方はおかゆやスープなどを。

香辛料、酸味、しょうゆ系はしみるので避けて、塩分控えめのものを選びましょう。

2週間くらいは腫れが出ることもあり、口が開きにくい場合があります。具が小さくスプーンで簡単につぶせるやわらかさがオススメです。

新しい入れ歯の調整中

新しい入れ歯に早く慣れようとして、まだ調整が終わらないうちからできたばかりの入れ歯で無理に普通の食事をするのはやめましょう。

1~2週間はおかゆやスープ、スプーンでつぶせる程度のおかずで入れ歯に慣れましょう。やわらかいものから少しずつ慣れることが大切です!

無理して食事をすることで、歯ぐきを傷つけてしまい、痛みで入れ歯を入れ続けられなくなって、調整も慣れることも中断してしまいます。

まずはやわらかいものから食べながら、入れ歯を支える頬の筋肉などの機能の回復を待ち、1ヶ月ほどかけてじっくりと慣れていきましょう!

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